【メンエス用語一覧|55選】セラピストが知っておくべき単語をご紹介

メンズエステ業界には業界関係者だけが使うメンエス用語が数多く存在します。
メンエスで働きはじめたばかり、もしくはこれから働いてみようと考えている女性であれば、知らない用語に戸惑ってしまうこともあるでしょう。
そこでこの記事では、セラピストがあらかじめ知っておきたいメンエス特有の用語を厳選して紹介します!

覚えておくとお仕事の際に役立つので、ぜひ参考にしてみてください。
【メンエス用語】あ行
メンエス用語の「あ」行についての解説をしていきます。
アロマオイル
植物由来の精油や合成香料を希釈したオイルが、アロマオイルと呼ばれるものです。
アロマティックオイル・フレグランスオイル・フレーバーオイルなどという場合もあります。
アロマオイルを肌に塗布してマッサージすると、健康や美容面で効果が期待できます。
アロマトリートメント
精油と植物性のキャリアオイルを肌に塗布してなじませることを、アロマトリートメントと呼びます。
アロママッサージと呼ぶ店舗もありますが、アロマトリートメントという言い方が正確です。
アロマのいい香りによって、リラックス効果が期待できます。
あん摩
あん摩は古代中国で生まれて、日本に渡来した言葉。
あん摩の「あん」は押さえるという意味、「摩」には撫でるという意味があります。
血液の流れを良くして、筋肉をリラックスさせるのが目的の施術です。
あん摩マッサージ指圧師
あん摩マッサージ指圧師は、厚生労働省が認可する国家資格です。
メンズエステで行われるリラクゼーション目的の施術とは異なり、あん摩・マッサージ・指圧を通して、体の調子を整える施術を行います。
肩こりや腰痛など、具体的な症状の改善を目的とした対応が可能です。
一押しセラピスト
一押しセラピストとは、お店が自信を持っておすすめするセラピストを指します。
必ずしも経験年数が長い必要はなく、新人セラピストであっても、自分の強みや丁寧な接客を活かすことで「一押し」の存在になることが可能です。
お客さんとの信頼を積み重ねることで、指名やリピーターの獲得につながり、人気セラピストとして活躍できるチャンスが広がります。
うつ伏せ
うつ伏せは人間の体勢のひとつで、お腹側を下にして寝そべることを指しています。
「伏臥位(ふくがい)」とも呼ばれますが、メンエスではうつ伏せと言う場合がほとんどでしょう。
首や背中、腰などの施術の際に、うつ伏せになってもらうことが多いです。
エッセンシャルオイル
エッセンシャルオイルとは、植物から香り成分を抽出した液体のことです。
別名として精油とも呼ばれますが、実際には油は含まれていません。
アロマオイルと混同されがちですが、エッセンシャルオイルの方は天然素材100%なのが特徴です。
オイルドバドバ
オイルドバドバとは、文字通りオイルをドバドバと大量に使ってマッサージをおこなうことです。
通常の施術には含まれず、基本的にはオプションとして提供されるものです。
お店によって名前は異なり、「オイル増量」と表記をしている場合もあります。
普通の施術では適量のオイルを使いますが、オイルドバドバでは必要以上にたっぷりのオイルを使用して施術をします。
オイルドバドバにすると気持ちがいいので、お客さんからの人気が高いです。
押しセラ・推しセラ
押しセラ・推しセラは、お客さんが特に気に入って応援している「推しセラピスト」のことを指します。
お店がおすすめするセラピスト「一押しセラピスト」と同じ意味で使われる場合もあります。
お客さん・お店から押し(推し)てもらうには、マッサージ技術以外にも、雰囲気や人柄を重視した「自分らしい魅力」が大切です。
オプション
メンズエステによっては、利用料金に追加してオプション料金を支払うことによって受けられるサービスが用意されている場合もあります。
特別なオイルを使ったマッサージが受けられるオプションや、希望したコスチュームを着て施術してもらえるオプションなどが人気です。
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【メンエス用語】か行
メンエス用語の「か」の行についての解説をしていきます。
カウンセリング
施術前にお客さんの希望するマッサージの強さや、特に疲れている箇所などをヒアリングするのが、メンエスでのカウンセリングです。
カウンセリングで要望をしっかりと聞いて把握し、施術に取り入れると顧客満足度が高くなります。
カッピング
専用のカップ(吸い玉)で皮膚を真空吸引することによって、その箇所の血行を促進させる施術方法がカッピングです。
疲労感や倦怠感を取り除いて自律神経を整え、肩などの凝りの改善効果も期待できます。
紙パンツ
紙パンツは不織布で作られたパンツで、施術をする際にお客さんに穿いてもらうもの。
店舗によっては紙ショーツやペーパーショーツともいわれ、使い捨てなので衛生的です。
キャリアオイル
植物から抽出された植物油が、キャリアオイルです。
オリーブオイル・ホホバオイル・椿油などが代表的なキャリアオイルの種類で、リラクゼーション目的の施術に使用されることが多いです。
叩打法(こうだほう)
頭や肩など凝っている箇所を、セラピストの手のひらやこぶしを使って叩いてほぐしていく手法を、叩打法と呼びます。
リズミカルに叩くことによって血行が促進され、凝りがほぐれる効果が期待できます。
凝り
血行が悪くなり筋肉が硬くなってしまった状態が、いわゆる凝りと呼ばれる現象です。
凝りがあると痛みや倦怠感が生じるので、メンエスではマッサージによって血液の循環を良くしてあげる施術をおこないます。
【メンエス用語】さ行
メンエス用語の「さ」の行についての解説をしていきます。
指圧
指圧とは日本独特の手法で、手のひらや指を使ってお客さんの体に加圧をかけることです。
指で圧力をかけて体をほぐす施術で、指圧を取り入れた揉みほぐしはメンエスでも人気の高いマッサージ方法となります。
指名
指名とは特定のセラピストに施術をお願いすることです。
HPやSNSを見て初めて指名されることをネット指名と呼び、指名料の相場は無料~1,000円ほど。
同じお客さんにリピートで指名されることは本指名と呼ばれ、指名料は2,000円ほどが相場です。
店舗によっては特に人気のセラピストには、特別指名料というプレミアム料金が設定されているケースもあります。
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柔道整復師
柔道整復師は、捻挫や打撲、骨折などに対して整復や固定を行う国家資格者です。
一般的には、接骨院や整骨院などで医療的な施術を行い、患者の自然治癒力を引き出すことを目指しています。
資格をもたないメンズエステのセラピストは医療行為を行えないため、柔道整復師のような施術は提供できません。
誤解を招く表現や専門用語の使用は避け、リラクゼーション目的であることを説明してください。
手技(しゅぎ)
手指を使って揉んだり叩いたりさすったりといった動作をすることを、手技といいます。
機械ではなく直接セラピストの手指のぬくもりを感じられるので、リラックス効果が高いマッサージ方法です。
出張マッサージ
お客さんの自宅やビジネスホテルなどにセラピストが行って、施術をおこなうのが出張マッサージです。
店舗まで出向く必要がないため、忙しいビジネスマンなどに人気があります。
整体師
整体師は、骨格の歪みや筋肉のバランスを調整する施術のための民間資格です。
ただし、あん摩マッサージ指圧師や柔道整復師のような医療施術を行える資格ではないため、治療や治すといった表現は使えません。
メンズエステでも整体的な施術を取り入れることがありますが、あくまで癒やしの範囲に留めています。
セラピー
本来は医療分野で使われる用語で、治療や療法という意味合いがあるのがセラピー。
メンエスでは癒しやリラックス効果のことを、セラピーと呼ぶ場合が多いです。
セラピスト
セラピストとは、さまざまな手法で心と身体の疲れを癒やす人のことをいいます。
なかでも、メンズエステのセラピストは、主にオイルマッサージなどのリラクゼーション技術を通して、お客さんの心と身体を癒やす役割を担います。
マッサージだけでなく、丁寧な接客やコミュニケーション力も求められる仕事です。
【メンエス用語】た行
メンエス用語の「た」行について解説していきます。
タイ古式マッサージ
2,500年以上もの歴史を持ち、無形文化遺産としても登録されているのが、タイ古式マッサージです。
一般的なマッサージとは異なり、揉みほぐしにストレッチを取り入れながら体をほぐします。
ターンオーバー
ターンオーバーとは、肌の生まれ変わりや肌再生のことを指します。
いわゆる肌の新陳代謝と呼ばれるのが、ターンオーバーです。
ディープクレンジング
毛穴の奥に詰まった汚れを取り除くのが、ディープクレンジングです。
ハンドマッサージによるディープクレンジングは、オイルを使ったマッサージによって皮膚の新陳代謝を促します。
ディープリンパ
体の奥深くにある深部リンパ管という部分をマッサージして、リンパの流れを良くするのがディープリンパです。
鎖骨や脇、鼠蹊部などのリンパ管を揉みほぐしてリンパ液の流れを良くすると、疲労回復効果が見込めます。
デコルテ
鎖骨や首筋から肩、胸元までをトータル的にデコルテといいます。
リンパが集中しているデコルテをマッサージすると、老廃物の詰まりが流れて肩こり解消効果が期待できます。
デトックス
デトックスとは体に溜まってしまった毒素や水分(むくみ)、老廃物などを体の外に排出することを指します。
体や足裏のマッサージでデトックスをおこなうと、代謝が良くなって自律神経が整います。
店舗型エステ
メンズエステは、店舗型・マンション型・ワンルーム型・出張型と4種類に分けられます。
ビルのテナントとして入っていてお店の外に看板を出しているのが、店舗型エステです。
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ドレナージュ
リンパの流れを活性化させて老廃物の排出を促すマッサージが、ドレナージュと呼ばれるものです。
ドレナージュでリンパの流れを良くすると疲れが取れ、リラックス効果も期待できます。
【メンエス用語】な行
メンエス用語の「な」の行についての解説をしていきます。
認定エステティシャン
認定エステティシャンは、日本エステティック協会(AJESTHE)が定める基準を満たした民間資格です。
この資格を取得すると、一定の知識や技術を持つエステティシャンとして認定されます。
メンズエステにおいて必須の資格ではありませんが、取得しておくと役立つ場面が多いため、持っておいて損はありません。
認定トータルエステティックアドバイザー
認定トータルエステティックアドバイザーは、日本エステティック協会(AJESTHE)が認定する資格です。
この資格は、高度な知識と豊富な実務経験を持つエステティシャンに与えられます。
接客力や施術の質を高めるだけでなく、後輩セラピストの指導やサポートにも役立つため、キャリアアップを目指す方におすすめです。
ノイル
オイル成分を含んでいないマッサージ用の水溶性オイルを、ノイルといいます。
もともとノイル(NoiL)は商品名で、以前は水溶性オイルといえばそれだったのですが、現在では多種多様の水溶性オイルが出てきたので一般的ではなくなりました。
【メンエス用語】は行
メンエス用語の「は」行について解説していきます。
パウダー
パウダーとは、メンズエステ用語でパウダーマッサージのことです。
エッセンシャルパウダーやベビーパウダーなどを使用するマッサージで、さらさらとした感触が魅力です。
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ビューティー・セラピー・ディプロマ
ビューティー・セラピー・ディプロマとは、国際機関のCIDESCO(シデスコ)が認定する、非常にハイレベルなエステ資格です。
この資格を取得することで、美容に関する専門知識・技術を国際基準で証明でき、海外での活躍を目指すセラピストは強みになります。
より専門性の高いスキルを身につけたいセラピストにおすすめです。
フェザータッチ
触れるか触れないかのところで、そっと触ることをフェザータッチと呼びます。
指でなぞるようなマッサージ方法で、まるで羽根で撫でられているような感覚がするため、この名称がつけられました。
ヘッドスパ
頭の血行の流れを良くするマッサージや、頭皮の毛穴の汚れを落として洗浄するのが、ヘッドスパ。
多くの血管が集中している頭皮をほぐすと、肩こりや眼精疲労の改善につながります。
ホイップ
ホイップとは、ホイップ(泡)マッサージのことを指します。
お客さんの体に泡立てたホイップを乗せてマッサージをすることですが、メンエスではオプションとして設定されていることが多いです。
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ホットオイル
温かいオイルのことを、ホットオイルと呼びます。
施術で使われるオイルは水溶性オイルが主流ですが、冷えていると伸びにくいという欠点があるため、温めて使うのが一般的です。
そのため、夏場でも湯せんしたホットオイルを使いますが、特に冬場に人気があります。
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メンズエステのホットオイルの効果とは?使い方やメリットを紹介
ホットジェル
温感作用のあるジェルを「ホットジェル」といい、使うことで体をじんわり温め、リラックス効果を高めます。
冷えが気になるお客さんや、冬場に好まれるアイテムです。
ホットジェルが熱くなりすぎることもあるため、使用前に温度を確認しながら丁寧に塗布することを心がけましょう。
ホットストーン
主に温めた溶岩石を使って行う施術のことを「ホットストーン」といいます。
遠赤外線の効果により体の芯から温め、血行促進や筋肉の緊張緩和が期待できます。
リラックス効果も高く、冷えや疲れが気になるお客さんに人気です。
ただし、ホットストーンの温度が高すぎると火傷の危険性があるため、使用前には必ず温度を確認してください。
【メンエス用語】ま行
メンエス用語の「ま」行について解説していきます。
マーメイド
マーメイドとは、メンズエステ特有の施術スタイルで、セラピストがお客さんの脚の間に入り、包み込むような体勢でトリートメントを行います。
安心感や特別感を高める演出として人気がありますが、姿勢が安定しづらいため、無理のない体勢と丁寧な手技を心がけることが大切です。
マンションエステ(マンション型)
マンションエステとは、マンションの一室で営業しているメンズエステ店のことを指し、「マンエス」や「マンション型」とも呼ばれています。
店舗のタイプは、セラピストとお客さんが一対一で過ごせるワンルームタイプと、複数の部屋を使ったファミリータイプの2種類です。
どちらもプライベート感を重視した空間づくりが特徴で、清潔感や安らぎを感じられる内装・雰囲気を意識しています。
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耳ケア
耳かきをしたり、耳周辺のマッサージをしたりするのが、耳ケアです。
耳には多くのツボが集中しているので、心身の不調改善に効果が期待できます。
メンエス
メンズエステを略した言葉が、メンエスです。
女性セラピストからリラクゼーションマッサージが受けられる、男性専用のエステを指します。
揉み返し
揉みほぐしが強すぎたり、間違った加圧を受けたりすることによって起こる痛みが、揉み返しです。
筋肉が硬くなったり、頭痛や吐き気がしたりする場合もあります。
【メンエス用語】や行
メンエス用語の「や」の行についての解説をしていきます。
ゆずオイル
柚子の種子から抽出されるオイルが、ゆずオイルです。
1kgから抽出できるオイルはわずか100mg程度と大変少ないので、希少価値の高いオイルとなります。
【メンエス用語】ら行
メンエス用語の「ら」の行についての解説をしていきます。
リフレクソロジー
リフレクソロジーとは、足裏マッサージのことです。
足裏のツボを指圧することで、血流やリンパの流れを良くする効果が期待できるとされています。
リラクゼーション
アロマオイルを使って体をさすったり、トリートメントをおこなったりする行為がリラクゼーション。
心身に癒しをもたらしてくれるサービスとして、人気が高いです。
リンパドレナージュ
手を使って全身のリンパ液の流れを促進させ、老廃物を排出するマッサージがリンパドレナージュです。
むくみの解消や、血行促進効果が期待できます。
リンパマッサージ
体にオイルを塗っておこなうマッサージを、リンパマッサージと呼びます。
リンパ液の流れを良くし、新陳代謝を活発にするのを目的としているのが、リンパマッサージです。
ロミロミ
古来、ハワイで生まれたマッサージ方法がロミロミです。
手で揉んだり押したり圧迫したりするリラクゼーションマッサージの一種で、腰痛や肩こり改善にも効果的だとされています。
【メンエス用語】わ行
メンエス用語の「わ」の行についての解説をしていきます。
ワックス脱毛
脱毛専用のワックスを脱毛したい部分に塗布して剥がし、毛を毛根から抜きとるのがワックス脱毛。
店舗によってはVIOゾーンの脱毛もしており、近年男性にも人気が高まっています。
メンズエステの用語がわかったら実際に働いてみよう!
メンズエステで働こうと思っている女性は、今回紹介したメンエス用語を把握しておきましょう。
いきなり全部を覚える必要はないですが、よく使うものも多いのでぜひ参考にしてみてください。

用語を覚えたら、ぜひ求人に応募してみてください!
この記事を書いた人

エステワンラボ編集部
メンズエステ店でのセラピスト業務について、お悩みの解決法や求人の探し方などをまとめています!今セラピストとして働いている方から、セラピストとして働いてみたい方に役立つ情報満載ですので、チェックしてみてください!

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