メンズエステの会話のコツは?初対面でも上手に話せる方法を紹介
メンズエステで働くセラピストのなかには、お客さんとの会話が上手くいかず、以下のように悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
勇気を出して話しかけたのに、気の利いたことが言えなくて、短い返事しかなくて会話が弾まないし……
「何か話さなきゃ!」って焦るから、会話がぎこちなくなっちゃう……
お客さんとの会話って難しいですよね。
ただ、施術中の会話はお客さんの満足度に直結する大切な要素なので、リピートを獲得するためにもポイントを押さえておきたいところです。
そこでこの記事では、初対面でも会話が弾むコツや方法を具体例付きで解説します!
施術中の会話がスムーズになれば、あなた自身の負担も減るので、ぜひ参考にしてみてください。
メンズエステの会話が重要な理由
メンズエステの会話が重要な理由は以下の3つです。
- お客さんとの信頼関係を築けるから
- お客さんのニーズを引き出せるから
- お客さんに安心感を与えられるから
会話の質はリピート率に直に影響します。お客さんにもよりますが、施術を受けたいというよりも、心地よい会話をしたいという人が多いですね。
お客さんとの信頼関係を築けるから
会話が大切な一番の理由は、お客さんとの信頼関係を築けるからです。
信頼関係があれば、お客さんはリラックスできるので、必然的に満足度も高まります。
信頼関係を築くには、以下のようなポイントを意識して会話をしてみましょう。
- お客さんの意見を否定しない
- プライベートに踏み込みすぎない
- 馴れ馴れしい態度を取らない
まずはお客さんの話をしっかり聞くことが、「また来たい」に繋がる第一歩ですよ!
お客さんのニーズを引き出せるから
会話の中からニーズを自然にくみ取り、心地よいサービスを提供できれば、お客さんの満足度もぐっと上がるはずです。
施術前のカウンセリングでは、体調や特に疲れている箇所を丁寧に確認してみてください。
施術中も「力加減はいかがですか?」とこまめに質問し、コミュニケーションを取ることが大切です。
最初は難しいかもしれませんが、お客さんの表情や反応にも気を配り、言葉には出ないサインも見逃さないようにしましょう。
お客さんに安心感を与えられるから
施術前後の会話は、お客さんに安心感を与えるうえでも非常に重要です。
お客さんは言葉だけでなく、セラピストの態度や雰囲気から安心を感じ取ります。
会話の内容というよりも、穏やかな声のトーンや、適度なアイコンタクトが重要です。
施術中は焦らずゆっくりとした動作を意識してください。これだけで落ち着いた雰囲気を演出できますよ。
メンズエステの会話に困らないマル秘テクニック
メンズエステでの会話に困らないためには、お客さんに気持ちよく話してもらうことが大切です。
具体的なテクニックとして、以下の4つを紹介します。
- 持ち物を褒めて会話のきっかけを作る
- お客さんの話に共感的なリアクションを取る
- ひとつの話題を膨らませる
- プライベートな話を少しだけ混ぜる
- クイズ形式にする
自分だけが話し続けるのって気まずいですよね。これから紹介するテクニックを使って、お客さんにたくさん話してもらえるように誘導しちゃいましょう。
持ち物を褒めて会話のきっかけを作る
お客さんとの会話を始める際は、持ち物を褒めるのが効果的です。
褒められると誰でも嬉しいものですし、会話も弾みやすくなります。
お客さんが「自分に関心を持ってくれている」と感じてくれれば、信頼関係の構築にもつながるでしょう。
ただし、無理に褒めるのは逆効果です。
本当に感じたことを伝え、相手が謙遜したら、しつこく褒め続けないようにしましょう。
プライベートに踏み込みすぎず、適度な距離感を保つことも大切です。
何か素敵な持ち物を見つけたら、「素敵ですね!」「それ、おしゃれですね!」など、素直な感想を伝えてみましょう。
持ち物は会話のきっかけにしやすいので、私もよく会話のネタに使っています!
お客さんの話に共感的なリアクションを取る
共感的なリアクションやあいづちは、会話の流れをスムーズにし、相手に安心感を与えます。
リアクションをする際は、以下のようなポイントを意識してみましょう。
相づちを適切に打つ
- 遅すぎると興味がないように見えてしまうので注意
- 小さくうなずきながら相づちを打つようにすると効果的
表情や態度で共感を示す
- 面白い話にはちょっと大げさに笑う、感心したときは大きめにゆっくりうなずくなどを取り入れ、お客さんが気持ちよく話せる雰囲気を作る
共感の言葉を添える
- 「なるほど~!」「へぇ~、そうなんですね!」「すごい!」「たしかに!」「いいですね!」などを適度に取り入れる
「愛きょうがあるな」と思ってもらえると、お客さんも心を開いてくれやすいですよ。
ひとつの話題を膨らませる
お客さんの話に共感し、その内容についてさらに詳しく質問すると、話が膨らんで会話も弾みやすくなります。
例えば「沖縄に行ってきた」というお客さんがいた場合は、以下のように「共感+質問」を意識して会話を広げてみましょう。
お客さん「この前、沖縄に行ってきたんですよ」
NGな返し(話が止まる)
いいですね〜!沖縄、綺麗ですよね!
OKな返し(共感+質問で話を広げる)
いいですね!沖縄は海が本当にきれいですよね!どのあたりに行かれたんですか?
「共感+質問」で返すと、話が広がっていくので、会話の内容に困ることもありません。
あまりコロコロと話題を変えず、ひとつの話題を膨らませた方が自分自身が楽なうえに、お客さんもリラックスして話せるでしょう。
色々質問しすぎると尋問みたいになっちゃうので、気をつけてくださいね。
プライベートな話を少しだけ混ぜる
お客さんとの会話では、少しだけ自己開示してプライベートな話を混ぜるのが会話を弾ませるポイントです。
人には、自分のことを少し話してくれた相手に心を開きやすくなるという心理があります。
例えば「私は○○なんですけど、お客さんはどうですか?」という流れにすると、自然に会話が広がりやすいです。
会話に困ったときは、甘党か辛党か、犬派か猫派か、アウトドア派かインドア派か、音楽ならどんなジャンルが好きかなど、いくつかのパターンを用意しておきましょう。
自己開示は大事ですが、プライベートな会話のし過ぎにも注意してくださいね。
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クイズ形式にする
「話すのが苦手で、どうしても会話が続かない…」という方におすすめしたいのが、クイズ形式で質問をしてみる方法です。
クイズ形式なら、会話が苦手な方でも自然にお客さんとコミュニケーションを取るきっかけを作りやすいのが魅力です。
〇×形式や3択クイズなど、さまざまなパターンがあります。
お客さんが答えやすいようにヒントを出したり、正解にたどりつくまでのやりとりを楽しんでもらったりすると、より会話が弾みやすくなります。
ただし、あまり頻繁にクイズを出しすぎるとお客さんに少し面倒に思われてしまう可能性があるため、適度なタイミングで取り入れるのがポイントです。
「私が今日お昼ごはんに食べたのはパンとごはん、どっちでしょう?」と日常生活のことを交えてクイズを出すのもおすすめですよ。
初対面のお客さんと上手に会話するコツ
心地よい接客をするには、まずはお客さんにリラックスしてもらうことが大切です。
ただ、初対面のお客さん相手だと、こちらも緊張してしまうことってありますよね?
初対面のお客さんと上手に会話をするコツは、以下の3つです。
- 笑顔のお出迎えで第一印象を良くする
- お客さんを観察して会話の糸口を見つける
- 施術に関連する話題を用意しておく
シンプルですが、どれも意識するだけで簡単に実践できるものなので、ぜひ試してみてくださいね!
笑顔のお出迎えで第一印象を良くする
お客さんにとって、第一印象はその後の関係性に大きく影響します。
最初に抱いた印象はなかなか変わらないため、お出迎えの際には、特に明るく自然な笑顔を心がけることが大切です。
また、声のトーンを上げ、リズミカルに話すことも意識してみましょう。
ジェスチャーやリアクションを大きめにして楽しそうな雰囲気を演出すると、親しみやすさを感じてもらいやすくなりますよ。
お客さんを観察して会話の糸口を見つける
会話をスムーズに始めるためには、まずお客さんを観察することが重要です。
相手の服装や持ち物などを観察し、自然なコミュニケーションの糸口を見つけましょう。
例えば、スーツのお客さんには「お仕事帰りですか?」と尋ねると、仕事の話や勤務先の話題へと展開しやすくなります。
カジュアルな服装の場合には「今日はお休みなんですか?」と話しかけることで、休日の過ごし方や趣味について話題を広げられるでしょう。
会話の糸口になるヒントは必ずあります。外しても大丈夫なので、気づいたこと、気になったことを尋ねることから始めてみましょう!
施術に関連する話題を用意しておく
日頃から施術に関する知識を深め、話題の引き出しを増やしておくことも大切です。
施術に関する知識が豊富であれば、自信を持って会話ができ、お客さんからの質問にもスムーズに答えられるようになります。
例えば、以下のような話題を用意しておくとよいでしょう。
- 施術前の確認:「どこかお疲れの箇所はありますか?」
- 施術の流れや手順を簡単に説明:「今日は、まず肩回りをほぐしていきますね」
- 使用するオイルやアロマの効果について説明:「このオイルはリラックス効果があるんですよ」
- 施術の効果について説明:「この施術を受けると、血行が良くなって疲れも取れやすくなりますよ」
なお、施術に関する会話をする場合は、お客さんの反応を観察しながらわかりやすい表現を心がけてください。
お客さんが興味を持っている様子であれば、さらに詳しく説明したり、日常でのケア方法をアドバイスしたりするのもおすすめです。
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会話は大事だが無理に話さなくても良い
お客さんとの会話は大事ですが、リラックスできる環境や雰囲気を作れていれば、無理に話し続ける必要はありません。
あえて会話を控えめにすることで、よりリラックスしてもらえることもあります。
施術中に無理に話さなくても良い理由は、以下の4つです。
- 話を聞いてもらいたいお客さんも多い
- 沈黙の時間が心地よい場合もある
- お客さんに嫌がられるNGな会話もある
- 無理に話すと逆効果になる場合もある
会話の量や内容は、お客さんの好みや希望を見極めながら判断することが大切です。
話を聞いてもらいたいお客さんも多い
メンズエステでは、身体的な癒やしだけでなく精神的な癒やしを求めているお客さんも多いです。
お客さんの話している内容を想像し、自分も追体験するつもりで聞いてみましょう。
共感の言葉やリアクションを交える程度にして上手な聞き役になるだけでも、十分満足してもらえる可能性があります。
「楽しかった」って言ってもらえるのは、意外と聞き役に徹したときなんですよね。
沈黙の時間が心地よい場合もある
お客さんの中には、沈黙が心地よいと感じる方も多くいます。
沈黙の時間を恐れず、お客さんのペースに合わせたコミュニケーションをすることが大事です。
お客さんが無口になるのはネガティブなことではなく、むしろリラックスできているからというケースが大半です。
ちょっとしたジェスチャーや笑顔でもコミュニケーションはとれるので、必要以上に会話にこだわる必要もありません。
お客さんに嫌がられるNGな会話もある
お客さんが不快に感じる話題を選んでしまうと、指名やリピートにつながりにくくなる可能性があります。
具体的に避けた方が良い話題は、以下のとおりです。
- 政治・宗教の話題
- 収入・職業に関する話題
- 家庭事情や過度にプライベートな話題
- ネガティブな話題(病気・災害・事件)
- 他のセラピストの話題
お客さんから話してこない限りは、話題として避けた方が良いですね。
無理に話すと逆効果になる場合もある
メンズエステを訪れるお客さんの中には、静かに施術を受けたい方も多く、無理な会話が逆にストレスになる場合もあります。
お客さんの様子を観察し、話したそうであれば会話を広げ、静かに過ごしたそうであれば無理に話しかける必要はありません。
施術前のカウンセリングシートを記入してもらうときに、「会話の量」などの項目があればチェックしておきましょう。
お客さんとの会話が盛り上がる話題5選
スムーズに会話を続けるためには、あらかじめ話の引き出しを多く持っておくことが大切です。
ここでは、初対面のお客さんとも会話が盛り上がりやすい、おすすめの話題を5つご紹介します。
- 天気や季節に関する話題
- 食べ物に関する話題
- 趣味や休日の過ごし方に関する話題
- 出身地に関する話題
- 仕事に関する話題
この5つの定番ネタを押さえておけば、会話に困ることは少なくなるはずです!
天気や季節に関する話題
天気や季節に関する話題は、年齢や性別を問わず、どんなお客さんとも会話のきっかけを作りやすい定番のテーマです!
会話の切り出し方に迷ったときや話題が見つからないときは、以下のようなフレーズを試してみましょう。
- 「今日は朝から寒いですね」
- 「午後から雨が降るらしいですよ」
ただし、天気の話ばかりだとお客さんも飽きてしまうため、適度に取り入れ、そこから相手の趣味や近況など、もう少し深い話題へとつなげるように意識すると効果的です。
お客さんの体調を気遣う一言も添えるとより優しい印象になりますよ。
食べ物に関する話題
好きな食べ物の話題は、多くの人が関心を持ちやすく、会話が自然と盛り上がりやすいテーマです。
共通点が見つかれば、一気に心の距離を縮めることもできます。
例えば、以下のように尋ねてみると良いでしょう。
- 「最近よく食べているものはありますか?」
- 「先週オープンしたカフェが気になっているんです。」
話題のお店や気になっているお店の話も、お客さんの興味を引き出しやすいです。
お互いの好きなものを知ることで、次回以降の話題にもつなげられます。
食べ物の話題は明るく楽しい雰囲気をつくり、お客さんもリラックスしやすくなります。
趣味や休日の過ごし方に関する話題
趣味の話題は、お客さん自身が楽しみながら話せるテーマになるため、セラピスト側も質問しやすいテーマです。
例えば、以下のような質問で会話を始めてみましょう。
- 「お休みの日は何をされて過ごしているんですか?」
- 「今、夢中になっているものはありますか?」
質問をするときは、お客さんが負担に感じないよう、答えやすいシンプルな質問を心がけると良いでしょう。
もし、お客さんが「話したくないな」という雰囲気が伝わってきた場合は、それ以上聞かずに話題を変える気遣いが大切です。
質問することで、共通の趣味が見つかったり、自分にとって役立つ情報を得られたりするきっかけにもなりますよ。
出身地に関する話題
出身地の話は、初対面のお客さんにも気軽に尋ねやすいテーマの一つです。
例えば、以下のように会話を始めてみましょう。
- 「私、〇〇出身なんですけど、行かれたことはありますか?」
- 「どちらのご出身なんですか?」
お互いに知っている場所や馴染みのある地域が重なると、共通の話題が生まれやすく、心の距離も自然に縮まりやすくなります。
ただし、個人情報に深入りしすぎないよう注意が必要です。あくまで「出身地」や「地元の雰囲気」など、軽い話題にとどめておくことが大切です。
地方出身の場合は「どんな場所なの?」「何が有名?」など、お客さんから会話を広げてくれることも多いでしょう。
仕事に関する話題
日頃の疲れを癒しに来ているお客さんにとって、職業や仕事内容に関する話題は共感を得やすいテーマです。
仕事の話題を出す際は、まず労いの言葉を添えると安心して話してもらいやすくなります。
例えば、以下のような言葉をかけてみましょう。
- 「どんなお仕事をされているんですか?」
- 「今週もお疲れ様でした。お仕事は忙しかったですか?」
ただし、プライバシーを尊重しながら、自然な流れで聞くことが大切です。
あまり根掘り葉掘り聞かず、「大変ですよね」など共感を示すと良いでしょう。
お客さんとの会話で避けるべき話題
メンズエステでお客さんにリラックスして過ごしてもらうために、避けるべき会話のテーマがあります。主に個人的なことや不快感を与える可能性のあるデリケートな話題です。
例えば、以下のような話題はNGと考えておきましょう。
- プライベートに深入りしすぎる話題(お客さんが答えに困るような質問など)
- 不満や愚痴に関する話題(ネガティブな気持ちにさせないため)
- 政治・宗教・お金に関する話題(意見が分かれやすいデリケートなテーマ)
もし、お客さんがあまり会話に乗ってこないようなら、無理に続けずに、さりげなく話題を変えることが大切です。
お客さんの表情や態度をしっかり観察して、心地よい会話の距離感を見極めましょう。
お客さんから話題を振られた場合は別ですが、基本的にデリケートな話題は避けた方が良いですね。
メンズエステの会話をマスターして指名を勝ち取ろう!
メンズエステの会話は、お客さんにリラックスして施術を受けてもらうための大切な要素です。
会話が得意でない方でも、適切なタイミングでの共感やリアクションを意識することで、リラックスした雰囲気は作り出せます。
慣れてくるとお客さんのリピートにもつながりやすいので、ぜひ継続してみてください。
ただ、盛り上げようとしても空回りしてしまう可能性が高いので、無理のない範囲からでOKです。
「まずはリアクションを頑張ってみよう!」など、できることから始めると良いですよ。接客しているうちに上達してくるので、安心してくださいね
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この記事を書いた人
エステワンラボ編集部
メンズエステ店でのセラピスト業務について、お悩みの解決法や求人の探し方などをまとめています!今セラピストとして働いている方から、セラピストとして働いてみたい方に役立つ情報満載ですので、チェックしてみてください!
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