メンズエステの部屋タイプは7種類!それぞれの特徴を解説

メンズエステの部屋タイプは7種類!それぞれの特徴を解説

メンズエステは店舗によって部屋のタイプが異なり、大きく分けると7つほどに分類できます。

ワンルーム型から完全個室まで、さまざまなタイプの部屋がありますが、セラピスト未経験者であれば、正直よくわからないという人も多いのではないでしょうか?

メンズエステの部屋ってどんな感じ?プライバシーは守られるの?

他のセラピストと顔を合わせることはない?

この記事では、セラピストとして働きたい未経験者の方に向けて、部屋ごとの特徴や違いについて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

部屋のタイプは求人選びにおいても重要なポイントのひとつです。働きやすさに直結する部分なので、知っておいて損はありませんよ。

メンズエステの部屋7タイプをそれぞれ徹底解説

メンズエステには以下7つのルームタイプがあり、同じ形式の建物でも部屋のタイプは異なります。

  • マンション型(ワンルーム個室)
  • マンション型(ファミリータイプの個室)
  • 店舗型(完全個室)
  • 店舗型(半個室)
  • 出張型・派遣型
  • 一軒家サロン
  • レンタルルーム・レンタルサロン

たとえば、マンション型にはワンルーム個室の店舗もあれば、ファミリータイプの個室もあります。

部屋によってメリット・デメリットが違うので、求人への応募を検討しているお店がどんな部屋を使っているのか確かめてみましょう。

マンション型(ワンルーム個室)

メンズエステにおいて最もメジャーなのが、マンション型のワンルーム個室。

プライベート感があるため、お客さんからも人気があるのが特徴です。

セラピストごとに1Kまたは1Rの部屋が割り当てられるので、他のセラピストやスタッフと必要以上に顔を合わせる必要がなく、待ち時間も一人で気楽に過ごせます。

ただ、お客さんが来ないと一人で長時間過ごすことになるので、未経験で働き始めた直後は孤独に感じるかもしれません。

デメリットとしては、お客さんと密室で二人きりになることが挙げられます。

特にトラブルに注意すべき部屋タイプですが、基本的にスタッフが近くの部屋に待機しているので、その点は安心してください。

マンション型(ファミリータイプの個室)

マンション型のファミリータイプの個室を採用しているメンズエステでは、2LDKや3LDKの1室がセラピストごとに割り当てられます。

以前は多く見られた部屋タイプですが、最近では少なくなっています。

ファミリータイプの個室のメリットは、完全な密室でありながら、周囲に人がいることです。

待機中にスタッフとコミュニケーションを取ったり、情報共有をしたりできるので、孤独を感じる機会も少ないでしょう。

トラブル時の相談もしやすいので、セラピストには安心感がありますが、プライベート感が減るぶん、あまりお客さんウケが良くないのが特徴です。

バスルームもひとつだけなので、お客さんどうしがバッティングしないように案内時間の調整が欠かせません。

バスルームの利用以外にも、お客さんの送り迎えの時間が被らないようにしてくださいね。

店舗型(完全個室)

完全個室の店舗型メンズエステは、店舗内に複数の施術ルームがあり、各部屋が個室として仕切られているのが特徴です。

マンション型よりも部屋は狭いものの、個室ごとにシャワーが設けられているケースも多く、よりプライベートな空間で施術を行うことができます。

部屋の外に出ればスタッフがいるので、わからないことやトラブルがあってもすぐに駆けつけてもらえますよ。

シャワーブースが共用の場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

店舗型(半個室)

繁華街などの商業ビル内で営業しているメンズエステのなかには、半個室の店舗もあります。

従来のメンズエステはこのような営業形態が一般的だったものの、最近はほとんど見られません。

半個室のメリットは、セラピストの安全が守られやすい点です。

施術ルームがパーテーションで区切られており、出入口もカーテンのみと開放的なので会話が周囲に聞こえやすく、お客さんも過度なサービスを求めにくいからです。

ただ、落ち着いて施術を優先するセラピストであれば、デメリットに感じるかもしれません。

プライベート感が減るので、お客さんウケがあまり良くないのも特徴です。

出張型・派遣型

メンズエステには、セラピストがお客さんの自宅やホテルへ出向いて施術を行う、出張型・派遣型のサービスも存在します。

出張や派遣型のメンズエステでは、マンション型や店舗型と違い部屋数の制限がないことがメリットです。

部屋数に限りがあるお店の場合、セラピストの出勤時間や頻度の調整が必要になりますが、派遣型の場合は比較的自由に出勤できる可能性が高いでしょう。

ただし、派遣先にはスタッフがいないので、トラブルのリスクが上がることにも注意してください。

また、派遣先がお客さんの自宅の場合、部屋が散らかっていて不衛生な可能性もあります。

派遣型メンズエステは柔軟なサービスができる一方、お客さんの自宅やホテルに対する気づかいも必要です。

一軒家サロン

一軒家サロンとは、一軒家全体を使ったプライベートサロンです。

住居内の各部屋を施術ルームとして使い、セラピストに一人ずつ割り当てて使用します。

マンション型のファミリータイプと同様に、従業員同士でコミュニケーションを取りやすく、トラブルがあったときも対応してもらいやすいのがメリットです。

シャワーブースは基本的に1つなので、こちらもお客さんが多い時間帯はスケジュール調整が欠かせません。

レンタルルーム・レンタルサロン

フリーランスなど、独立直後のセラピストのなかには、レンタルルームやレンタルサロンを借りて施術を行う人もいます。

マンションを借りる手間もないため、独立直後のセラピストにとってはメリットになるでしょう。

広さは通常のマンション型とほぼ同じで、基本的にはワンルームが使われるため、プライバシーが守られやすく、静かな環境での施術が可能です。

ただ、レンタルルームやレンタルサロンでメンズエステのサービスを提供しても良いかどうかは、事前に確認が必要なうえ、トラブルがあった際も自分ですべて対応する必要があります。

メンズエステは部屋のタイプで仕事の流れが違う

メンズエステは部屋のタイプによって、仕事の流れにも違いがあります。

以下の4つの部屋タイプに分けて紹介します。

  • 【基本】マンション型(ワンルーム)
  • マンション型(ファミリータイプ)・一軒家サロン
  • 店舗型
  • 店舗型(半個室)
  • 出張型・派遣型

ワンルームのマンション型が一般的なので、だいたいの人はこちらを参考にすればOKです。

【基本】マンション型(ワンルーム)

ワンルームのマンション型では、以下の流れでサービスを提供するのが一般的です。

  • お客さんの入室
  • 料金の説明および精算対応
  • シャワーの準備
  • お客さんのシャワー中に施術の準備
  • 施術
  • お客さんをシャワーへ案内する
  • お客さんの退室を見送る
  • 次のお客さんの準備

ワンルームタイプのメンズエステでは、セラピストが料金精算の対応をします。

スムーズに施術に入るために、お客さんがシャワーに入る少し前にお湯を出しておくのがおすすめです。

特に冬場はシャワーのお湯が温まるまで時間がかかるので、お客さんに寒い思いをさせないためにも大事なポイントです。

施術後のお客さんに対して、アフターティーを提供する店舗もあるので、店舗ごとに業務内容を確かめてください。

基本的な施術の流れを踏まえたうえで、具体的なテクニックについて知りたい方は以下の記事も参考になります。

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マンション型(ファミリータイプ)・一軒家サロン

ファミリータイプや一軒家サロンの場合、以下の流れでサービスを提供します。

  • お客さんの入室
  • 料金の説明および精算対応
  • シャワーの準備
  • お客さんのシャワー中に施術の準備
  • お客さんのシャワー後に後片づけ
  • 施術
  • お客さんをシャワーへ案内する
  • お客さんのシャワー後に後片づけ
  • 次のお客さんの準備

ファミリータイプのマンション型や一軒家サロンで重要なのは、シャワー後の片づけです。

ファミリータイプや一軒家サロンでは、基本的にシャワーが1か所しか設けられていません。

次のお客さんが気持ちよく使えるように、使用後のシャワールームはきれいに片づけましょう。

店舗型

店舗型のメンズエステでは、以下の流れでサービスを提供します。

  • お客さんの入室
  • 料金の説明および精算対応(受付のある店舗では不要)
  • シャワーの準備
  • お客さんのシャワー中に施術の準備
  • お客さんのシャワー後に後片づけ
  • 施術
  • お客さんをシャワーへ案内する
  • お客さんのシャワー後に後片づけ
  • 次のお客さんの準備

店舗型のメンズエステでは、セラピスト自身による料金精算は不要な場合が多いです。

受付がある店舗の場合、別のスタッフが精算を済ませているので、セラピストは施術だけに集中できます。

なお、ファミリータイプと同じく、シャワー後の片づけも必要です。

出張型・派遣型

出張型や派遣型のメンズエステでは、以下のような流れでサービスを提供します。

  • お客さんの待つ部屋へセラピストが入室
  • 料金の説明および精算対応
  • シャワーの準備
  • お客さんのシャワー中に施術の準備(ベッドメイクを含む)
  • 施術
  • お客さんをシャワーへ案内する
  • シャワー中に施術した場所の後片づけ
  • お客さんのシャワー後に後片づけ
  • セラピストもシャワーを浴びて服に着替える
  • セラピストが退室

出張型や派遣型のメンズエステでは、施術の準備や片づけがポイントです。

お客さんの自宅やホテルなどでサービスを提供するため、施術前後のベッドメイクが欠かせません。

施術後はセラピスト自身もシャワーを浴びて服に着替えるなど、相手への気づかいが求められます。

メンズエステの部屋ごとの特徴を参考に働きやすいお店を見つけよう

メンズエステには以下のようにさまざまな部屋のタイプがあります。

  • マンション型(ワンルーム個室)
  • マンション型(ファミリータイプの個室)
  • 店舗型(完全個室)
  • 店舗型(半個室)
  • 出張型・派遣型
  • 一軒家サロン
  • レンタルルーム・レンタルサロン

メンズエステ未経験の方にはあまりピンとこないかもしれませんが、勤務のしやすさや仕事の流れに関わる部分なので、事前に確認しておくことをおすすめします。

安心して働ける環境が見つかれば、リラックスして施術に集中できるようになりますよ!

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