メンズエステで働くときに必要な確定申告の知識をご紹介【2026年版】

メンズエステで働くときに必要な確定申告の知識をご紹介【2026年版】

メンズエステの確定申告ってどうすればいいの?副業がバレない方法はある?

節税のポイントを知りたい!

今回はこれらのお悩みを解決するために、メンズエステのセラピストとして働く方に必要な確定申告の基礎知識や、実際の申告方法について解説します。

正しい情報を知ることで、税務上のトラブルを防ぎ、安心してお仕事を続けられます。

ぜひ最後まで読んで、確定申告をスムーズに進めるヒントにしてください!

メンズエステで働くほとんどの人には確定申告が必要

メンズエステで働く場合、年間の所得によって確定申告を行う必要があります。

具体的には、個人事業主で年間所得が48万円を超える場合や、副業で20万円を超える所得がある場合は確定申告の対象です。

申告を怠ると延滞税や加算税が発生し、悪質な場合は脱税とみなされることがあります。

税務調査では個人の収入も厳しく確認されるため、日頃から正確な収入管理と適切な申告が重要です。

セラピストの多くは確定申告の対象です!

確定申告とは

確定申告とは、毎年1月1日から12月31日までの1年間に稼いだ金額と使った経費を計算し、税金を正しく申告する手続きです。

この手続きで、その年に納める税金の金額が確定します。

また、税金を払いすぎていた場合には、「還付」としてお金が戻ってくるケースもあります。

2025年(令和7年)分の申告期間は、2026年(令和8年)2月16日(月)から3月16日(月)までです。

期日を過ぎると延滞税などが発生する場合があるので注意しましょう!

参照:No.2024 確定申告を忘れたとき|国税庁(参照日:2026-1-5)

メンズエステで働いている人で確定申告の対象となる人

メンズエステで働くセラピストが確定申告の対象となるかどうかは、収入形態によって異なります。

ここでは、副業でセラピストをしている場合と、本業でセラピストをしている場合に分けて具体的な条件を説明します。

確定申告が必要になる人について以下の表にまとめましたので、自分の状況と照らし合わせてみてください。

  本業 副業
業務委託(歩合制) 必要(年間所得が48万円を超える場合) 必要(年間所得が20万円を超える場合)
時給・月給(給与制) 不要 不要

本業か副業かではなく、雇用契約の有無によって確定申告が必要かどうか変わります。

セラピストは基本的に歩合制で働いているので、確定申告が必要になるケースがほとんどです。

参照:No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人|国税庁(参照日:2026-1-5)

参照:令和7年度税制改正による所得税の基礎控除の見直し等について|国税庁(参照日:2026-1-5)

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メンズエステを副業にしている場合

副業でセラピストとして働いている場合、年間所得が20万円を超えると確定申告が必要です。

“所得”とは収入から経費を差し引いた額のこと。

年間の経費と収入を算出し、その差が20万円を超えるか確認しましょう。

  • 本業で得た給与収入以外のすべてを合算した金額が、副業の所得として対象になります。メンズエステ以外にも副業を行っている場合は、その分の所得も考慮する必要があります。

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メンズエステを本業にしている場合

本業としてメンズエステで働いている方は、年間所得が48万円を超えると確定申告が必要です。

これは合計所得金額が2,400万円以下の場合、誰でも受けられる基礎控除が48万円であることが理由です。

働いて得た収入から経費を差し引いた金額が課税対象となるので、日ごろから収支を記録しておきましょう。

なお、確定申告のなかでも、青色申告を選択すると最大65万円の控除が受けることが可能です。

セラピストを本業にしている人は特に、青色申告がおすすめです。節税効果が高く、税務調査のリスクも抑えられます。

確定申告によって身バレ・副業バレを防ぐ方法

副業が会社にバレる原因の一つが住民税です。

住民税は通常、給与から天引きされる「特別徴収」として支払われます。

何も対策せず、普通に確定申告をしてしまうと、本業の所得に副業分が加算されてしまうので、住民税の額から会社に疑われてしまいます。

副業がバレないようにするためには、住民税の支払い方法を「普通徴収」に指定することが大事です。

住民税の「普通徴収」は、確定申告時に簡単に設定できます。

ただし、納付期限を守らなければ延滞金が発生するため注意が必要です。

事前に副業の収入や必要経費をしっかり計算し、税額を把握しておきましょう。

安心して副業を続けるためにも、確定申告の際は「普通徴収」への切り替えを忘れずに。

確定申告の方法

確定申告には「青色」と「白色」の2種類があり、自分の働き方や状況に合った方を選んで手続きを進めます。

申告書は税務署で受け取るほか、国税庁のホームページからダウンロードすることも可能です。

それぞれの特徴をチェックして準備を始めましょう。

参照:【申告書用紙】|国税庁(参照日:2026-1-5)

青色申告と白色申告の違い

確定申告には「青色」と「白色」の2種類があり、以下のような違いがあります。

申告方法

青色申告

白色申告

記帳

複式簿記、単式簿記

単式簿記

タイミング

発生主義、現金主義

発生主義

事前の届け出

必要

不要

節税メリット

あり

なし

この表から分かるように、「手軽さ」を取るか「節税効果」を取るか、という違いがあります。

「白色申告」は手続きがシンプルで始めやすい一方、節税面のメリットはほとんどありません。

一方、「青色申告」は事前の届け出や記帳の手間が増えますが、その分、税金を抑えられる可能性が高くなります。

収入がある程度安定してきた人ほど、青色申告を選ぶケースが多いのが特徴です。

青色申告(特に複式簿記)は、「なぜ売上が発生したのか」「その結果、お金がどう動いたのか」を両方記録する方法です。

最初は難しそうに感じるかもしれませんが、最近は会計ソフトを使えば、自動で整理してくれるものがほとんどで、手作業で出す必要もありません。

参照:No.2070 青色申告制度|国税庁(参照日:2026-1-5)

青色申告の流れ

  • 税務署へ青色申告承認申請書を提出
  • 複式簿記で帳簿を作成し、収入や経費を記録
  • 必要書類を準備し、確定申告書を作成
  • 税務署に申告書を提出

白色申告の流れ

  • 簡易帳簿で収入と経費を記録
  • 必要書類を準備し、確定申告書を作成
  • 税務署に申告書を提出

なお、確定申告には以下の書類が必要になります。

必要な書類

  • 確定申告書(青色または白色)
  • 収入や経費の帳簿
  • 領収書やレシートなどの証明資料
  • 必要に応じて源泉徴収票

参考:青色申告と白色申告の違いとは?2つの確定申告方法のメリット・デメリット|L&B ヨシダ税理士法人

確定申告は税務署へ提出するものですが、帳簿やレシート、源泉徴収票は提出不要です。

ただし、これらの書類は保存が義務付けられているので、手続き後もなくさないようにしましょう。

確定申告での書類の作成方法3つ

確定申告書類の作成方法には、主に以下3つがあります。

  • 国税庁の確定申告書作成コーナーで作成する
  • 確定申告ソフト・アプリを使用して作成する
  • 手書きで作成する

作業の手間やコスト、対応範囲に違いがあるので、以下で詳しく見ていきましょう。

確定申告の書類は正確に作成しましょう!

国税庁の確定申告書作成コーナーで作成する

国税庁の確定申告書作成コーナーは、オンラインで確定申告書を無料作成できるサービスです。

収入や経費を入力すると自動計算され、e-Taxを通じてデータを税務署に送信できます。

また、必要に応じて印刷して郵送も可能です。

メリット

  • 無料で利用可能
  • 最新の税制に基づいて正確に計算できる
  • e-Taxでオンライン提出が可能
  • 書面での提出にも対応

デメリット

  • 初心者には操作が難しい場合がある
  • インターネット環境が必要

参照:【申告相談】|国税庁(参照日:2026-1-5)

参照:【所得税及び復興特別所得税の申告等】|国税庁(参照日:2026-1-5)

確定申告ソフト・アプリを使用して作成する

確定申告ソフトやアプリは、初心者でも直感的に操作でき、効率的に書類作成が可能です。

日常的に経費や売上を記録しておけるものも多く、確定申告の際にまとめて計上する手間がないのも魅力です。

スマホ対応のアプリも多く、時間がない人でも手軽に利用できます。

メリット

  • 操作が簡単で初心者に最適
  • 自動計算機能で手間が省ける
  • パソコンやスマホで利用可能
  • サポート機能が充実

デメリット

  • 購入費用や利用料がかかる
  • 特殊な申告内容には対応が難しい

手書きで作成する

手書きでの書類作成は昔ながらの方法で、パソコンやスマホが不要です。

電子機器の取り扱いが苦手な方や、インターネットを使えない環境の人に適しています。

メリット

  • 特別なソフトやインターネットが不要
  • 記入内容を確認しながら進められる
  • 仕組みを理解しやすい

デメリット

  • 時間と手間がかかる
  • 記入や計算ミスが発生しやすい

費用を抑えたい場合は作成コーナー、手間を減らしたい場合はソフトやアプリを利用するなど、自分に合った方法を選び、正確な申告を心がけましょう。

また、確定申告での書類はネット環境がなくても作成できますが、計算ミスの可能性や手間がかかる点には注意が必要です。

もし自分一人で進めるのが不安な方は、税務署の相談会場を利用すると良いでしょう。

職員の方に教わりながら作成できるので、初心者の方でも安心です。

参照:【申告相談】|国税庁(参照日:2026-1-5)

節税なら青色申告での確定申告がおすすめ

青色申告は、確定申告の方法の一つで、節税効果が高いのが特徴です。

もう一方の申告方法である白色申告と比べて、最大65万円の控除を受けられるため、高収入のセラピストほどおすすめの方法です。

私も青色申告で最大65万円控除を受けました!

また、青色申告では事業の収支を明確にする必要があるため、結果的に税務トラブルを防ぐ効果もあるでしょう。

青色申告の主なメリットは、以下の通りです。

青色申告の主なメリット

  • 最大65万円の控除(条件あり)
  • 家族への給与を経費として計上可能
  • 赤字を3年間繰り越せる
  • 収支を明確に管理できる

逆に、青色申告には以下のような注意点もあります。

青色申告の注意点

  • 税務署に事前申請書を提出する必要がある
  • 複式簿記で帳簿を記録する必要がある
  • 帳簿や関連書類は7年間保存する必要がある

参照:はじめてみませんか?青色申告|国税庁(参照日:2026-1-5)

手続きは白色申告より複雑ですが、適切に利用することで大きな節税効果を得られます。

早めに準備して、確定申告をスムーズに進めましょう!

確定申告で経費にできるもの

青色申告では、必要経費を正しく計上することで所得を減らし、税負担を軽減できます。

メンズエステで働くセラピストが計上できる主な経費は、以下の通りです。

経費として計上できる項目

  • ユニフォームや衣装の購入費
  • 交通費や通勤費
  • 資格取得や講習の研修費
  • 広告宣伝費(名刺・ウェブ広告・チラシなど)
  • オイル、タオル、消耗品などの施術用物品費用
  • ベッドや備品などの機材費用

経費で落とせる備品などを購入した際は、領収書やレシートを保管し、帳簿に詳細を記録することが重要です。

経費をうまく活用することで、節税にもつながってきます。

メンズエステで働いている人は確定申告の準備をこまめにしておくと◎

メンズエステで働くセラピストは、個人事業主として確定申告が必要になることがほとんどです。

税務トラブルを避けるために、適切な申告を行うことを心がけましょう。

また、確定申告をスムーズに行うためには、日ごろから収入と経費を正確に記録し、必要な書類を準備しておくことが重要です。

特に経費として計上できるオイルやタオル、ユニフォームの領収書やレシートは忘れずに保管しておきましょう。

青色申告を活用すれば最大65万円の控除を受けられます。2025年(令和7年)分の申告期間である3月16日(月)を過ぎないように注意して書類を作成してくださいね。

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